TANKA(タンカ)は、チームの記憶を持つ、チーム向けのAIエージェントです。この例では、倉庫での転倒の記録と説明から事故報告の草稿を書き、健康保険証で受診していたことと前日の危険の報告を見つけて、病院への連絡を安全管理、目撃状況の補足を倉庫主任に渡しました。
この場面で困っていること
11/10(火)の午前、倉庫2階の通路で、パートの久米さんが転倒しました。総務の梅田さんは、労災の手続きにも使う事故報告をまとめようとしていますが、手元には現場の記録、本人と目撃者の説明、チャットのやり取りがばらばらにあります。何を事実として書き、何を本人の説明として書くか、手が止まっています。
しおかぜ物流株式会社(38名)の総務、梅田さんの場面です。
TANKAが読んだ記録
- 事故報告の様式・現場記録 2件
- 本人と目撃者の説明メモ 2件
- 現場チャンネルの投稿 9件
- 久米さんとのチャット 3件
チームで共有されている記録を、TANKAがそのまま読みます。
TANKAでの進め方
- 記録から書ける欄を埋める:日時と場所は現場の記録から、目撃の状況は説明メモから、出どころつきで書きます。
- 説明と事実を分ける:本人の説明は説明として書き、原因は決めつけず、チャットに残った関連の記録を添えます。
- 手続きの抜けを渡す:病院への連絡は夏目さん、目撃状況の補足は吉川さんへ渡し、届いたら草稿に反映します。
転倒事故(11/10)の報告草稿と、今日中の対応1件
記録で確かめられること
| 日時 | 11/10(火)10:15ごろ(現場記録) |
|---|---|
| 場所 | 倉庫2階 東側通路(現場記録) |
| 目撃 | 同じ班の宮下さんが通路の入口付近にいた(説明メモ) |
本人の説明として書くこと
- 「床の養生の端に足を取られた」(久米さん)
- 原因は決めつけず、本人の説明として記載
TANKAが見つけたこと
- 久米さんは11/10の午後、整形外科で健康保険証を出して受診しています(久米さんのチャット 11/10 18:20)。仕事中のけがは労災保険の扱いになるため、病院への連絡が要ります
- 前日の11/9 16:40に、吉川さんが現場チャンネルで「2階東側通路の養生の端がめくれている」と投稿しています
経過欄の文案
11月10日(火)10時15分ごろ、倉庫2階東側通路で、久米が台車を押して歩いていたところ転倒した。本人は「床の養生の端に足を取られた」と説明している。同じ班の宮下は通路の入口付近にいたが、転倒の瞬間の足元は見ていない。なお、前日11月9日16時40分に、同じ通路の養生の端がめくれていることが現場チャンネルで共有されていた。本人は同日午後に整形外科を受診した。
根拠:現場記録(11/10)、久米さん・宮下さんの説明メモ、現場チャンネル(11/9 16:40 吉川さん)、久米さんのチャット(11/10 18:20)
同僚へ渡す仕事と期限
| 担当 | 次に進めること | 期限 |
|---|---|---|
| 夏目(安全管理) | 受診した整形外科に連絡し、労災への切り替えの手続きを確認 | 11/11(水)12:00 |
| 吉川(倉庫主任) | 宮下さんの立ち位置と見えた範囲、通路の写真番号を補足 | 11/11(水)15:00 |
夏目さんの確認が届いたら、久米さんに伝える手続きをまとめて梅田さんに渡します。吉川さんの補足は経過欄に反映し、15時の時点で残りを梅田さんに知らせます。
夏目さん:「すぐ病院に電話します。久米さんにも、窓口で払った分の扱いを説明します。」
引き継いだ後も、進み具合を確かめる
吉川さん:「宮下さんは通路の入口、写真はP03です。養生は事故のあと、10日の昼に貼り直しました。前日に気づいていたのに直しきれず、申し訳ないです。」
11/11(水)15:00 時点の進捗
確認できたこと
- 病院で労災への切り替えができる。会社の書類を持って、久米さんがもう一度窓口へ(夏目さん 11:20)
- 宮下さんの位置と写真番号P03を経過欄に追記
- 通路の養生は11/10の昼に貼り直し済み(吉川さん)
残っていること
- 久米さんへ手続きを説明する(夏目さん、11/12)
- 再発を防ぐ対策を書き入れる(吉川さん・夏目さん)
根拠:夏目さんの共有(11/11 11:20)、吉川さんの共有(11/11 14:30)
TANKAがやること、人が決めること
報告を確定して出すのは梅田さん。TANKAは事実の書き分けと文案までをそろえます。
担当者と期限を決めて使い始めます。期限が来たらTANKAが確認し、返事を反映します。

