TANKA(タンカ)は、チームの記憶を持つ、チーム向けのAIエージェントです。この例では、輸出書類の数量・金額・重量を突き合わせ、インボイスの正味重量が旧型の重さで計算されていたことを見つけて、原票の確認を奥山さんに回し、送付メールまで用意しました。
この場面で困っていること
部材の卸と輸出を手がけるふたば部品商事で、貿易事務の里村さんは11/18(水)出荷分の書類をまとめています。インボイスの草稿は自分で作り、梱包明細は倉庫から届きました。フォワーダーに渡す前に、数字がすべて合っているかを確かめたいところです。
ふたば部品商事株式会社(17名)の貿易事務、里村さんの場面です。
TANKAが読んだ記録
- インボイス草稿・梱包明細 各1件
- 倉庫チャット 5件(奥山さんの計量報告)
- フォワーダーのメール 2件(必要項目の指定)
- 部材の仕様書 1件
チームで共有されている記録を、TANKAがそのまま読みます。
TANKAでの進め方
- 書類を一行ずつ結ぶ:インボイス、梱包明細、倉庫の記録の数量・単価・金額・重量を並べます。
- 合わない理由を探す:合わない数字は、仕様書や倉庫のチャットまでさかのぼって原因を探します。
- 原票で確かめて仕上げる:重さは奥山さん、書き方は浅見さんに確かめ、フォワーダーへの送付メールまで用意します。
輸出書類の照合結果(部材24個・11/18出荷)
一致したこと
| 数量 | インボイス24個、梱包明細6箱×4個=24個 |
|---|---|
| 金額 | 単価25米ドル×24個=600米ドル(通貨USD) |
合わないこと
- 正味重量:インボイス16kg、梱包明細18kg(2kgの差)
TANKAが見つけたこと
インボイスの16kgは、仕様書にある旧型の重さ(1個0.67kg×24個=16.08kg)から計算されています。今回の新型は、奥山さんが11/12(木)の倉庫チャットで「1個0.75kg」と報告していて、0.75kg×24個=18kgです。
インボイスの直し方(案)
Net Weightを16.0kgから18.0kgに直します。Gross Weight(梱包込み21.6kg)は梱包明細と同じで、直す必要はありません。品名と宛先の書き方は、フォワーダーの指定(11/10のメール)に合わせています。
根拠:奥山さんの倉庫チャット(11/12)、部材の仕様書(旧型)、フォワーダーのメール(11/10)
同僚へ渡す仕事と期限
| 担当 | 次に進めること | 期限 |
|---|---|---|
| 奥山(出荷担当) | 正味重量18kgを出荷原票で確認 | 11/16(月)12:00 |
| 浅見(書類確認) | フォワーダー指定の宛先・品名・通貨の書き方を確認 | 11/16(月)15:00 |
返事が届いた数字から草稿に反映します。期限を過ぎたらTANKAが声をかけ、二人の確認がそろったらフォワーダーへの送付メールを用意します。
奥山さん:「原票と計量の写真で確かめます。新型に替わったのは、今回の出荷からです。」
引き継いだ後も、進み具合を確かめる
奥山さん:「原票でも正味18.0kgでした。写真を倉庫チャットに上げています。」
11/16(月)15:20 時点の進捗
確認できたこと
| 正味重量 | 奥山さんが原票で18.0kgを確認(11:20)→ インボイスを修正 |
|---|---|
| 書き方 | 浅見さんは15:00の期限に返事がなく、TANKAが15:05に確認。15:15に回答があり、品名に型番を併記 |
残っていること
- 里村さんの最終確認と、フォワーダーへの送付(11/17(火)まで)
根拠:奥山さんの共有(11/16 11:20)、浅見さんの共有(11/16 15:15)
メール例文:11/18出荷分(部材24個)の書類のお送り
下書き・未送信
宛先:野村様(しらなみ通運)
差出人:里村
件名:11/18出荷分(部材24個)の書類のお送り
しらなみ通運株式会社 野村様
いつもお世話になっております。ふたば部品商事の里村です。
11/18(水)出荷分の書類一式(インボイス、梱包明細)を、添付にてお送りいたします。
数量24個(6箱×4個)、金額600米ドル、正味重量18.0kg、総重量21.6kgです。今回の出荷分から部材が新型に切り替わったため、1個あたりの重量が前回までと異なります。
ご確認のほど、よろしくお願いいたします。
ふたば部品商事株式会社 貿易事務 里村
送信は里村さんが確認してから。
TANKAがやること、人が決めること
書類を確定するのは里村さん。TANKAは照合と直し方の案までをそろえます。
担当者と期限を決めて使い始めます。期限が来たらTANKAが確認し、返事を反映します。

