TANKA(タンカ)は、チームの記憶を持つ、チーム向けのAIエージェントです。この例では、社内の補充ルールで来週分の梱包資材の発注数を出し、仕入先のメールから保冷箱の入荷遅れを見つけて12個を60個に直し、入荷の確認を発注担当、在庫の実数を倉庫担当に渡しました。
この場面で困っていること
購買の角田さんは、毎週木曜に翌週分の梱包資材を発注しています。在庫表と入荷予定を見て数を決めますが、担当が変わると発注数も変わり、先月は保冷箱が足りずに出荷が半日止まりました。今週は、社内の補充ルールどおりに数を出したいと考えています。
海風フーズ株式会社(28名)の購買、角田さんの場面です。
TANKAが読んだ記録
- 在庫表と入荷予定 3品目
- 補充ルールと包装単位 1件
- 仕入先からのメール 4件(新井さん宛て)
- 倉庫チャンネルの投稿 6件
チームで共有されている記録を、TANKAがそのまま読みます。
TANKAでの進め方
- 社内のルールを読む:補充ルールの式と包装単位を読み、来週分の需要・安全在庫・在庫・入荷予定を当てはめます。
- 入荷の遅れを反映する:入荷予定を仕入先のメールや倉庫の連絡と照らし合わせ、11/8までに届かない分は外して計算します。
- 在庫と入荷日を確かめる:在庫の実数は立石さん、入荷日は新井さんに確かめ、届いた答えで数を出し直します。
11/9〜15週・梱包資材の発注候補(A 70枚・B 60個・C 0)
補充ルールでの計算(需要+安全在庫−使える在庫−11/8までの入荷)
| A 段ボール(小) | 120+30−65−20=65 → 10枚単位で 70枚 |
|---|---|
| B 保冷箱 | 80+20−40−0=60 → 6個単位で 60個 |
| C 緩衝材 | 60+15−90−0=−15 → 発注なし |
TANKAが見つけたこと
在庫表ではBの入荷50個が11/6(金)着のままですが、11/2に仕入先から新井さん宛てに「11/16(月)着に遅れる」とメールが届いています。50個は来週の出荷に間に合わないのに、在庫表どおりに引くと12個しか発注せず、週の途中で保冷箱が足りなくなります。
根拠:在庫表(11/5 朝)、補充ルール(2026年4月版)、仕入先のメール(11/2 新井さん宛て)
メール例文:保冷箱の入荷日についてのご相談
下書き・未送信
宛先:仕入先(保冷箱)島田様
差出人:新井
件名:保冷箱の入荷日についてのご相談
島田様
いつもお世話になっております。海風フーズの新井です。11月2日にご連絡いただいた保冷箱50個の入荷遅れの件、承知いたしました。
恐れ入りますが、そのうち一部でも11月6日(金)までに納品いただくことは難しいでしょうか。
あわせて、追加で60個を発注した場合の最短の納品日を、お教えいただけますでしょうか。
急なお願いで恐縮ですが、本日15時までにご返信いただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
送信は新井さんが確認してから。
同僚へ渡す仕事と期限
| 担当 | 次に進めること | 期限 |
|---|---|---|
| 立石(倉庫担当) | A 65枚・B 40個・C 90袋が倉庫の実数と合うか確認 | 11/5(木)12:00 |
| 新井(発注担当) | 保冷箱Bの入荷を一部でも11/6に早められないか仕入先に確認 | 11/5(木)15:00 |
立石さんの数が在庫表と違えば、その数で計算し直します。新井さんの返事が届いたらBの発注数を出し直し、15時に角田さんへ確定前の数を渡します。
新井さん:「在庫表を直し忘れていました。島田さんに今から電話して、メールでも送ります。」
引き継いだ後も、進み具合を確かめる
新井さん:「島田さんから回答です。50個を早めるのは難しいそうです。追加の60個なら、11/9(月)の朝に届けられます。」
11/5(木)15:00 時点の進捗
確認できたこと
- 在庫の実数はA・B・Cとも在庫表どおり(立石さん)
- Bの50個は11/16着のまま。追加の60個は11/9(月)の朝に納品できる(仕入先)
- 発注候補はA 70枚・B 60個・C 0で変わらず
残っていること
- A 70枚・B 60個で発注を確定する(角田さん)
- 在庫表のBの入荷日を11/16に直す(新井さん)
根拠:立石さんの共有(11/5 11:20)、新井さんの共有(11/5 14:40)
TANKAがやること、人が決めること
何個発注するかを決めるのは角田さん。TANKAは計算と確認までをそろえます。
担当者と期限を決めて使い始めます。期限が来たらTANKAが確認し、返事を反映します。

