TANKA(タンカ)は、チームの記憶を持つ、チーム向けのAIエージェントです。この例では、営業と経理の顧客表を正式表記で一つにまとめ、経理の取引先が4月に社名を変えた同じ会社だったことを営業チャンネルの記録から見つけて、法人番号の確認を経理の坂井さんに渡しました。
この場面で困っていること
営業管理の東野さんは、営業の顧客一覧と経理の取引先一覧を一つの台帳にまとめようとしています。同じ会社でも「東丘(株)」と「株式会社東丘」のように書き方が違い、コードが違うのに名前の似ている先もあります。二つの表で800行近くあり、一行ずつ見比べる時間はありません。
灘浜商事株式会社(34名)の営業管理、東野さんの場面です。
TANKAが読んだ記録
- 営業の顧客一覧 412行・経理の取引先一覧 386行
- 整形ルールと正式表記の辞書 1件
- 営業チャンネルの取引先の連絡 15件
- 経理の請求書送付メール 7件
チームで共有されている記録を、TANKAがそのまま読みます。
TANKAでの進め方
- コードで行を結ぶ:営業と経理の表を顧客コードで対応させ、元の表と行番号を残します。
- 辞書で書き方を直す:正式表記の辞書と整形ルールで社名を統一し、直す前の値と理由を履歴にします。
- 似た先は確認に回す:コードが違う似た名前の先はまとめず、記録を添えて経理の坂井さんに確かめます。
顧客台帳の統合案:446件(確認が要るもの3組)
ファイル:顧客台帳_統合案_変更履歴つき.csv(446件・変更履歴58件)
照合の結果
- 顧客コードで対応した 352件。うち書き方の違う58件を正式表記に統一(例:東丘(株)→ 株式会社東丘)
- 営業だけの60件、経理だけの34件は、そのまま別の行で残す
- 名前が同じか似ているのにコードが違う 3組 は、まとめずに確認へ
TANKAが見つけたこと
経理のC303「西庭広告」は、営業のC202「西庭企画」の旧社名です。4/8に小森さんが営業チャンネルで「西庭広告さんは4/1から西庭企画に社名変更」と共有していますが、経理の台帳は変わらず、4月以降の請求書7件が旧社名宛てで送られていました。
できあがったファイル
- 顧客台帳_統合案_変更履歴つき.csv(446件)
- 列:顧客コード・正式表記・元の表記・元の表と行番号・直した理由
根拠:営業の顧客一覧・経理の取引先一覧(11/9 時点)、整形ルールと正式表記の辞書、営業チャンネル(4/8 小森さん)、経理の請求書送付メール(4月〜10月)
同僚へ渡す仕事と期限
| 担当 | 次に進めること | 期限 |
|---|---|---|
| 小森(営業事務) | 統合案の変更履歴58件を見て、取り込み前に確認 | 11/10(火)12:00 |
| 坂井(経理) | C202とC303が同じ法人かを法人番号で確かめる | 11/10(火)15:00 |
坂井さんの確認が届いたら、西庭さんの2行を1行にするかを東野さんに確かめてから統合案に反映します。残る2組も、坂井さんの返事に合わせて同じ手順で進めます。
坂井さん:「旧社名のまま請求書を出していたんですね。法人番号を見て、次の請求から直します。」
引き継いだ後も、進み具合を確かめる
坂井さん:「法人番号は同じでした。C202に一本化して、C303は使わないようにします。11月の請求書から西庭企画様宛てにします。」
11/10(火)15:00 時点の進捗
確認できたこと
- C202とC303は同じ法人。C202に一本化(坂井さん)
- 変更履歴58件に誤りなし(小森さん)
- 11月分から請求書の宛名を西庭企画様に
残っていること
- 残る2組の確認(坂井さん、11/12まで)
- 統合した台帳を取り込む(東野さん)
根拠:小森さんの共有(11/10 11:30)、坂井さんの共有(11/10 14:50)
TANKAがやること、人が決めること
台帳をまとめて取り込むかを決めるのは東野さん。TANKAは統合案と履歴までをそろえます。
担当者と期限を決めて使い始めます。期限が来たらTANKAが確認し、返事を反映します。

