TANKA(タンカ)は、チームの記憶を持つ、チーム向けのAIエージェントです。この例では、申込フォームのテスト項目18件を作り、1か月前に「後で決める」となったまま残っていた締め切り時刻の条件を見つけて、業務窓口の水野さんに期限つきで確認を回しました。
この場面で困っていること
みどり坂システムでは、研修会社から請け負ったセミナー申込フォームを11/20(金)に公開します。テスト担当の大橋さんは、確定仕様と受付ルールからテスト仕様書を作るところです。お客様とのやり取りは業務窓口の水野さんのチャットに、実装の状況は開発の小川さんのタスクに残っています。
みどり坂システム株式会社(16名)のテスト担当、大橋さんの場面です。
TANKAが読んだ記録
- 業務窓口のチャット 8件(水野さん)
- 確定仕様 1件(申込フォーム)
- 受付ルール 1件(定員20名)
- 開発タスク 5件(小川さん)
チームで共有されている記録を、TANKAがそのまま読みます。
TANKAでの進め方
- 仕様からテストを起こす:通常の申込み、定員の境目、締め切りの前後に分けて、期待結果を書きます。
- 未決の条件を拾う:仕様にもルールにもない条件を、業務窓口のチャットの経緯と一緒に示します。
- 窓口と開発に確かめる:未決の条件は水野さん、仕様との対応は小川さんに回し、返事をテスト項目に戻します。
申込フォームのテスト項目(18件)
期待結果まで書けた17件(抜粋)
| 通常 | 受付期間内・空席あり → 申込み完了と受付番号を表示 |
|---|---|
| 定員 | 20人目 → 申込み完了/21人目 → キャンセル待ちを案内 |
| 締め切り前 | 12/4(金)17:59 → 受け付ける |
| 締め切り後 | 12/4(金)18:01 → 受付終了を表示 |
期待結果を書けない1件
- 12/4(金)18:00ちょうどの申込み:受け付けるか、受付終了にするか。仕様にも受付ルールにも書かれていません
TANKAが見つけたこと
この条件は、10/9(金)の業務窓口のチャットで水野さんが「18時ちょうどの扱いは、お客様に確認して後で決めます」と書いたまま、1か月決まっていません。その後の仕様の改訂(10/28版)にも、記載はありません。
根拠:水野さんの業務窓口チャット(10/9)、確定仕様(10/28版)、受付ルール(定員20名)
メール例文:締め切り18:00ちょうどの申込みの扱いについて
下書き・未送信
宛先:水野さん
差出人:大橋
件名:締め切り18:00ちょうどの申込みの扱いについて
水野さん、お疲れさまです。申込フォームのテストで、1点だけ期待結果を決められない条件があります。
締め切りの12/4(金)18:00ちょうどに申し込まれた場合、受け付けるか、受付終了にするかです。10/9のチャットで「お客様に確認して後で決める」となっていた件です。
テストは11/12(木)から始めるため、11/10(火)の14時までに決めていただけると助かります。
送るのは大橋さんが確認してから。
同僚へ渡す仕事と期限
| 担当 | 次に進めること | 期限 |
|---|---|---|
| 水野(業務窓口) | 締め切り18:00ちょうどの申込みの扱いを、お客様に確認して決める | 11/10(火)14:00 |
| 小川(開発担当) | テスト項目18件と画面仕様の対応を確認 | 11/10(火)17:00 |
14時を過ぎても水野さんの返事がなければ、TANKAがもう一度聞き、大橋さんにも知らせます。決まった扱いは、そのまま期待結果に書き込みます。
小川さん:「18件、画面仕様と突き合わせます。抜けている画面があれば一緒に返します。」
引き継いだ後も、進み具合を確かめる
小川さん:「18件とも画面仕様と対応していました。キャンセル待ちの画面の文言だけ、仕様の最新版に合わせて直しています。」
11/10(火)17:20 時点の進捗
確認できたこと
| 小川さん | 18件と画面仕様の対応を確認(16:50) |
|---|---|
| 水野さん | 14:00の期限に返事がなく、TANKAが14:05に再確認。16:30に回答「18:00ちょうどは受け付ける。18:01から受付終了」→ 期待結果に反映 |
残っていること
- なし。18件すべて期待結果がそろいました(テスト開始は11/12(木))
根拠:小川さんの共有(11/10 16:50)、水野さんの共有(11/10 16:30)
TANKAがやること、人が決めること
期待結果を決めるのは水野さんとお客様。TANKAはテスト項目と質問までをそろえます。
担当者と期限を決めて使い始めます。期限が来たらTANKAが確認し、返事を反映します。

