TANKA(タンカ)は、チームの記憶を持つ、チーム向けのAIエージェントです。この例では、補助金の公募要領と社内の予定を突き合わせ、購買の発注日が交付決定より前で300万円が対象外になるのを見つけて業者への相談メールを書き、発注の延期と相見積を購買に渡しました。
この場面で困っていること
総務の今井さんは、レーザー加工機の導入に市の補助金を使えないか調べています。公募要領は40ページあり、条件・期限・必要書類があちこちに書かれています。購買は業者と導入の段取りを進めていて、補助金の条件と社内の予定を突き合わせた人は、まだいません。
株式会社さざなみ精工(18名)の総務、今井さんの場面です。
TANKAが読んだ記録
- 市の補助金の公募要領 40ページ
- 設備業者とのメール 6件(本間さん)
- 設備導入の予定 3件
- 設備導入チャンネルの投稿 11件
チームで共有されている記録を、TANKAがそのまま読みます。
TANKAでの進め方
- 条件を抜き出す:公募要領から、対象となる会社の条件、発注の時期、必要書類、締め切りをページつきで抜き出します。
- 社内の事実と突き合わせる:登記、購買と業者のメール、導入の予定と一つずつ照らし合わせ、満たさない条件を見つけます。
- 準備を担当に渡す:発注の時期と相見積は本間さん、証明書類は野原さんへ、締め切りから逆算して渡します。
補助金の申請準備:条件6つのうち要対応2件
満たしている条件
- 市内に事業所がある(本社・登記で確認)
- 11/1の時点で設立5年以内(2024/4/1設立)
- 従業員300人以下(18名)
- 申請の締め切りは11/30(月)17:00。いまから間に合う
このままでは満たさない条件
- 交付決定のあとに発注すること(公募要領 p.12)
- 見積書を2社以上から取ること(p.18)。いまは1社分だけ
TANKAが見つけたこと
本間さんと業者のメール(10/27)で、発注日が 11/10(火) に決まっています。交付決定は 12月下旬 の予定(p.6)なので、このまま発注すると補助の対象外です。見込んでいる補助は上限の 300万円(本体800万円×1/2、上限300万円)です。
根拠:公募要領(11月版)p.6・p.12・p.18、本間さんと業者のメール(10/27)、会社の登記(2024/4/1 設立)、設備導入の予定(11/10 発注)
メール例文:レーザー加工機の発注時期と、お見積りの有効期限についてのご相談
下書き・未送信
宛先:新浜機械株式会社 村田様
差出人:本間
件名:レーザー加工機の発注時期と、お見積りの有効期限についてのご相談
村田様
いつもお世話になっております。さざなみ精工 購買の本間です。レーザー加工機のお見積り(10月20日付、有効期限11月13日)をいただき、ありがとうございました。
弊社では、市の設備導入の補助金を活用する方向で進めております。この補助金は交付決定のあとに発注したものが対象となるため、発注を12月下旬の交付決定後とさせていただきたく、ご相談申し上げます。
つきましては、お見積りの有効期限を1月末まで延長いただくことは可能でしょうか。あわせて、1月に発注した場合の納期の目安もお知らせいただけますと幸いです。
勝手なお願いで恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
送信は本間さんが確認してから。
同僚へ渡す仕事と期限
| 担当 | 次に進めること | 期限 |
|---|---|---|
| 本間(購買) | 業者に発注の延期と見積の期限延長を相談し、もう1社から見積を取る | 11/6(金)17:00 |
| 野原(経理) | 履歴事項全部証明書と決算書2期分をそろえる | 11/10(火)17:00 |
本間さんの相談の結果が届いたら準備表に反映し、締め切りの11/30(月)から逆算した残りを今井さんに渡します。11/10(火)の朝には、発注が止まっているかをもう一度確かめます。
本間さん:「危なかったです。業者には今日中に電話して、このメールも送ります。相見積は、前に話を聞いた別の業者に頼みます。」
引き継いだ後も、進み具合を確かめる
本間さん:「業者から回答がありました。見積は1月末まで有効にしてもらえます。1月中旬に発注すれば3月に納品できるそうです。もう1社の見積も11/12に届きます。」
11/6(金)16:30 時点の進捗
確認できたこと
- 11/10の発注は取りやめ。交付決定のあと(1月中旬)に発注することで業者と合意
- 見積の有効期限は1月末まで延長(業者の回答)
残っていること
- もう1社の見積を受け取る(本間さん、11/12)
- 登記の証明書と決算書をそろえる(野原さん、11/10)
- 申請書を出す(今井さん、11/30まで)
根拠:本間さんの共有(11/6 16:30)
TANKAがやること、人が決めること
発注の時期を決めるのは社長と本間さん。TANKAは条件の照合と相談の文面までをそろえます。
担当者と期限を決めて使い始めます。期限が来たらTANKAが確認し、返事を反映します。

