TANKA(タンカ)は、チームの記憶を持つ、チーム向けのAIエージェントです。この例では、売上−40万円は検収が遅れた1件、粗利率−2ポイントは再加工費19.2万円だと営業と製造のチャットから見つけて経営報告に書き、裏付けを吉川さんと山口さんに確認しました。
この場面で困っていること
社長の篠原さんは、来週火曜の経営会議に向けて9月の数字を見ています。予算実績表も原価集計も確定しました。ただ、予算との差について、各部門の説明はまだ一行も届いていません。
ほくと精機株式会社(26名)の社長、篠原さんの場面です。
TANKAが読んだ記録
- 予算実績表・原価集計(9月確定)
- 吉川さんの案件チャット 6件
- 製造課のチャット 3件
チームで共有されている記録を、TANKAがそのまま読みます。
TANKAでの進め方
- 数字と記録を並べる:予算実績表と原価集計に営業と製造のチャットを重ね、差が出た所の理由を探します。
- 報告のたたき台:理由が見つかった所は本文に書き、裏付けが要る所は[確認中]として残します。
- 部長と経理に聞く:吉川さんと山口さんに期限つきで聞き、遅れればTANKAが声をかけて、回答を本文に入れます。
9月経営報告(たたき台):売上−40万円・粗利率−2ポイント
予算と実績
| 売上 | 予算1,000万円 → 実績960万円(−40万円) |
|---|---|
| 粗利率 | 予算28% → 実績26%(−2ポイント) |
| 完了案件 | 予定8件 → 実績7件(−1件) |
TANKAが見つけたこと
- 売上の−40万円は、未完了の1件(若竹工業様向けの制御盤、40万円)と同じ額です。吉川さんの9/28のチャットに「先方の検収が10月にずれそう」とあります。
- 粗利率の−2ポイントは、金額にすると960万円×2%=19.2万円です。製造課の9/17のチャットにある筐体の再加工費19.2万円と、ちょうど一致します。
報告本文(たたき台)
9月の売上高は960万円で、予算(1,000万円)を40万円下回りました。完了予定8件のうち1件(若竹工業様向け制御盤、40万円)の検収が10月にずれ込んだためとみられます[吉川さんに確認中]。粗利率は26%で、予算(28%)を2ポイント下回りました。筐体の再加工費19.2万円が9月の原価に計上されているためとみられます[山口さんに確認中]。
根拠:予算実績表・原価集計(9月確定)、吉川さんの案件チャット(9/28)、製造課のチャット(9/17)
同僚へ渡す仕事と期限
| 担当 | 次に進めること | 期限 |
|---|---|---|
| 吉川(営業部長) | 若竹工業様の検収日と、40万円を10月に計上できるかを回答 | 10/26(月)12:00 |
| 山口(経理) | 再加工費19.2万円が9月の原価に入っているか、今回限りの費用かを回答 | 10/26(月)15:00 |
12:00に吉川さんの回答がなければ、TANKAから一度声をかけます。届いた回答は出所つきで報告本文の[確認中]に書き込み、篠原さんに知らせます。
山口さん:「再加工の伝票を見ます。15時までに、9月の計上かどうかと、10月以降も続く費用かを返します。」
引き継いだ後も、進み具合を確かめる
吉川さん:「すみません、出先でした。若竹工業様は10/7に検収が済んでいます。40万円は10月の売上に入ります。」
10/26(月)15:10 時点の進捗
確認できたこと
| 吉川さん | 若竹工業様は10/7に検収済み。40万円は10月の売上に計上(12:00に回答がなく、TANKAから声をかけて13:10に回答) |
|---|---|
| 山口さん | 再加工費19.2万円は9月の原価に計上済み。今回限りの費用(14:40) |
報告本文(会議用)
9月の売上高は960万円で、予算(1,000万円)を40万円下回りました。これは、若竹工業様向け制御盤(40万円)の検収が10月7日にずれ込んだためで、この40万円は10月の売上に計上します。粗利率は26%で、予算(28%)を2ポイント下回りました。これは、筐体の再加工費19.2万円が発生したためで、今回限りの費用です。この費用を除くと、粗利率は予算どおりの28%となります。
残っていること
- 再加工の再発防止を会議の議題に入れるかは、篠原さんが判断
根拠:吉川さんの共有(10/26 13:10)、山口さんの共有(10/26 14:40)
TANKAがやること、人が決めること
会議でどう説明するかを決めるのは篠原さん。TANKAは、理由の裏付けまでをそろえます。
担当者と期限を決めて使い始めます。期限が来たらTANKAが確認し、返事を反映します。

