TANKA(タンカ)は、チームの記憶を持つ、チーム向けのAIエージェントです。この例では、銀行面談の想定問答を数字の根拠つきで作り、売上12%増のうち800万円が一度きりの試作案件だと営業チャットから見つけて、相馬さんと水原さんに確かめてから社長に渡しました。
この場面で困っていること
金属加工のくすのき製作所では、新しいレーザー加工機の設備資金3,000万円を取引銀行に相談しています。11/18(水)に担当者との面談があり、森本社長が上期の業績と借入の使い道を説明する予定です。数字は経理の水原さん、取引先の動きは営業部長の相馬さんが握っていて、社長の手元には試算表しかありません。
くすのき製作所株式会社(38名)の社長、森本さんの場面です。
TANKAが読んだ記録
- 試算表 1件(4〜9月)
- 営業チャット 9件(相馬さん)
- 経理のチャット 4件(水原さん)
- 銀行とのメール 2件(設備資金の相談)
チームで共有されている記録を、TANKAがそのまま読みます。
TANKAでの進め方
- 聞かれる質問を洗い出す:銀行とのメールと試算表から、面談で聞かれそうな質問を5つに絞ります。
- 数字の中身から答える:売上の増減を営業チャットの案件までさかのぼり、続く分と一度きりの分に分けて答えます。
- 担当者に確かめて渡す:量産の見込みは相馬さん、外注費の計算は水原さんに確かめ、面談の前日に森本社長へ渡します。
銀行面談の想定問答(11/18(水)10:00)
TANKAが見つけたこと
上期の売上は1億1,200万円で、前年同期の1億円から12%増です。ただし増えた1,200万円のうち800万円は、相馬さんが7/14(火)の営業チャットで「一度きりの試作」と書いた案件です。続いていく伸びは400万円(4%)。「その伸び、続きますか?」と聞かれたら、ここを分けて答える必要があります。
Q1 上期の売上は?
1億1,200万円で、前年同期の1億円から12%増えました。(根拠:試算表 4〜9月)
Q2 その伸びは、下期も続きますか?
増えた1,200万円のうち800万円は、7月の試作案件による一度きりの売上です。既存のお取引先からの増加分400万円は、下期も続く見込みです。試作の量産化は、先方が12月に判断する予定です。(根拠:相馬さんの営業チャット 7/14・10/30)
Q3 設備資金3,000万円で、何が変わりますか?
いま外注している切断加工を社内でできるようになり、外注費が月60万円、年間で720万円(60万円×12か月)減る見込みです。3,000万円を5年で返済する場合、元金の返済は年600万円で、この削減分でまかなえます。(根拠:水原さんの経理のチャット 10/28)
ほかに用意した2問
- Q4 大口のお取引先に頼りすぎていませんか?(上位3社の割合と、新しく増えた2社)
- Q5 加工機を動かす人は足りていますか?(担当2名と、機械メーカーによる操作研修の予定)
根拠:相馬さんの営業チャット(7/14・10/30)、水原さんの経理のチャット(10/28)、試算表(4〜9月)
同僚へ渡す仕事と期限
| 担当 | 次に進めること | 期限 |
|---|---|---|
| 相馬(営業部長) | 試作案件の量産の見込みを、先方の発言どおりに書けるか確認 | 11/16(月)12:00 |
| 水原(経理) | 外注費の削減(月60万円)の計算の根拠を確認 | 11/16(月)17:00 |
期限を過ぎても返事がなければ、TANKAが声をかけます。確認が済んだ答えから問答を書き換え、面談前日の11/17(火)17:00に最終版を森本社長へ届けます。
相馬さん:「先方の購買の方に、量産を判断する時期をもう一度確かめます。」
引き継いだ後も、進み具合を確かめる
相馬さん:「先方に確認しました。量産の判断は12/10の会議で、決まれば1月から月100万円くらいの発注になるそうです。」
11/16(月)17:30 時点の進捗
確認できたこと
| 相馬さん | 量産の判断は12/10(木)、決まれば1月から月100万円規模(11:40)→ Q2の答えに追記 |
|---|---|
| 水原さん | 17:00の期限に返事がなく、TANKAが17:05に声をかけ、17:20に回答。外注費の月60万円は、直近6か月の平均で確認 |
残っていること
- 11/17(火)17:00に最終版を森本社長へ(面談は11/18(水)10:00)
根拠:相馬さんの共有(11/16 11:40)、水原さんの共有(11/16 17:20)
TANKAがやること、人が決めること
面談で何をどう話すかは森本社長が決めます。TANKAは想定問答までをそろえます。
担当者と期限を決めて使い始めます。期限が来たらTANKAが確認し、返事を反映します。

