TANKA(タンカ)は、チームの記憶を持つ、チーム向けのAIエージェントです。この例では、診療メモから院内様式の紹介状を下書きし、宛名の先生が10月で替わっていたことを連携窓口のメールから見つけて、内容を高瀬先生、宛名を三木さんに確かめました。
この場面で困っていること
かえで内科クリニックでは、高瀬先生が外来のあとに紹介状を書くのが日課で、1通に20分ほどかかります。今日は、右膝の痛みが続く患者さんを、みなみ総合病院の整形外科へ紹介することになりました。医療事務の岡野さんが下書きを頼まれましたが、前回の紹介状が誰宛てだったかは、連携窓口の三木さんのメールの中です。
かえで内科クリニック(14名)の医療事務、岡野さんの場面です。
TANKAが読んだ記録
- 高瀬先生の診療メモ 2件(10/14・10/28)
- 連携窓口のメール 7件(三木さん)
- 院内チャット 2件(紹介の方針)
- 紹介状の院内様式 1件
チームで共有されている記録を、TANKAがそのまま読みます。
TANKAでの進め方
- 診療メモから書く:高瀬先生が記録した経過と紹介方針だけを使い、院内様式の欄に書き起こします。
- 宛名を記録から探す:連携窓口のメールから、紹介先の今の担当医と送り方を探します。
- 先生と窓口に回す:内容は高瀬先生、宛名は三木さんに確認を回し、そろったら「署名待ち」で知らせます。
紹介状(診療情報提供書)の下書き
TANKAが見つけたこと
これまでの紹介状は山内先生あてでしたが、先方の地域連携室から10/1(木)に届いたメールでは、10月から膝の外来の担当は川原先生に替わっています。宛名は川原先生で作り、三木さんに確認を回します。
宛先
みなみ総合病院 整形外科 川原先生 御侍史
傷病名
右膝関節痛
紹介目的
右膝痛が続いており、貴科での精査・加療をお願いしたく、ご紹介申し上げます。
経過
10月14日、右膝痛を主訴に当院を初診されました。外用薬と内服薬で経過をみておりましたが、10月28日の再診時も、階段昇降時の痛みが続いております(出典:診療メモ 10/14・10/28)。ご多忙のところ恐縮ですが、ご高診のほどよろしくお願い申し上げます。
根拠:先方の地域連携室のメール(10/1)、高瀬先生の診療メモ(10/14・10/28)、三木さんの過去の紹介メール 6件
同僚へ渡す仕事と期限
| 担当 | 次に進めること | 期限 |
|---|---|---|
| 高瀬(担当医) | 経過と紹介目的の文面を、診療メモと照合 | 11/5(木)12:00 |
| 三木(連携窓口) | 宛名(川原先生)と送り方を、先方の地域連携室に確認 | 11/5(木)15:00 |
高瀬先生は午前の外来があるため、期限を過ぎても返事がなければ、外来が終わるころにTANKAが声をかけます。二人の確認がそろったら、岡野さんに「署名待ち」でお知らせします。
三木さん:「宛名の件、先方の連携室に電話で確かめます。送り方も一緒に聞いておきます。」
引き継いだ後も、進み具合を確かめる
三木さん:「先方の連携室に電話で確認しました。膝の外来は川原先生で合っています。紹介状はFAXで、受診日の前日までにとのことです。」
11/5(木)14:30 時点の進捗
確認できたこと
| 高瀬先生 | 12:00の期限に返事がなく、TANKAが12:10に声をかけ、12:40に「照合済み、このままで」と返事 |
|---|---|
| 三木さん | 宛名は川原先生で確定。送り方はFAX、受診日の前日まで(14:20) |
残っていること
- 高瀬先生の署名(岡野さんに「署名待ち」でお知らせ済み)
根拠:高瀬先生の共有(11/5 12:40)、三木さんの共有(11/5 14:20)
TANKAがやること、人が決めること
紹介状の内容を決めて署名するのは高瀬先生。TANKAは下書きと宛名の候補までをそろえます。
担当者と期限を決めて使い始めます。期限が来たらTANKAが確認し、返事を反映します。

