TANKA(タンカ)は、チームの記憶を持つ、チーム向けのAIエージェントです。この例では、営業のチャットから入金遅れの話を拾い、入金が1週ずれると残高が20万円まで下がる週を見つけて社長への報告文を作り、入金日の確認を柳井さんに、支払の調整案を安達さんに渡しました。
この場面で困っていること
11月の第1週が始まった月曜日。経理の倉田さんの手元には、週ごとの入出金予定表があります。会社の決まりでは、週末の残高が30万円を下回りそうなら社長に報告します。営業のチャットには入金に関わる話がいくつも流れていますが、予定表には反映されていません。
ひばり機器販売株式会社(8名)の経理担当、倉田さんの場面です。
TANKAが読んだ記録
- 11月の入出金予定表 1件
- 営業のチャット 14件(柳井さんほか)
- 青葉物流様とのメール 3件
- 資金の注意水準(社内ルール)
チームで共有されている記録を、TANKAがそのまま読みます。
TANKAでの進め方
- 予定と仮定を分ける:予定表はそのまま残し、入金が1週ずれるケースを別の列に置きます。
- 危ない週を見つける:週末の残高を計算し、注意水準30万円を下回る週を示します。
- 確認と報告を回す:入金日は柳井さん、支払の調整案は安達さんに頼み、社長への報告文を用意します。
11月の資金繰り 入金が1週ずれると残高20万円
TANKAが見つけたこと
10/29(木)の営業チャットで、柳井さんが「青葉物流様の検収が1週ずれるかもしれない」と書いています。11/5(木)に予定している80万円の入金は、この検収が済むことが前提です。ずれると、11/2〜11/8の週末残高は20万円になり、注意水準の30万円を下回ります。
週末残高(11/1時点の残高120万円から)
| 11/2〜11/8 | 予定どおりなら 120+80−100=100万円/ずれると 120+0−100=20万円(注意水準30万円を下回る) |
|---|---|
| 11/9〜11/15 | どちらも70万円(ずれた場合は 20+60+80−90=70) |
| 11/16〜11/22 | どちらも40万円(70+40−70=40) |
打ち手の候補
- 入金日を先方に確かめる(柳井さん)
- 最初の週の支払のうち、翌週に回せるものを探す(安達さん)
根拠:柳井さんの営業チャット(10/29)、11月の入出金予定表(倉田さん、11/2更新)、資金の注意水準(社内ルール)
メール例文:11月第1週の資金繰りについて(ご報告)
下書き・未送信
宛先:坂上社長
差出人:倉田
件名:11月第1週の資金繰りについて(ご報告)
坂上社長
お疲れさまです。倉田です。11月第1週の資金繰りについてご報告します。
青葉物流様の検収が1週ずれる可能性があり、その場合、11/5(木)に予定している80万円の入金が翌週になります。11/2〜11/8の週末残高は20万円となり、注意水準の30万円を下回ります。
翌週には入金があり、11/9〜11/15の週末残高は70万円に戻る見込みです。
入金日は営業の柳井さんが先方に確認し、足りない場合の支払日の調整案は安達さんが用意します。そろいましたら11/4(水)中にあらためてご相談しますので、ご判断をお願いいたします。
送信は倉田さんが確認してから。
同僚へ渡す仕事と期限
| 担当 | 次に進めること | 期限 |
|---|---|---|
| 柳井(営業担当) | 青葉物流様に、80万円の入金日を確認 | 11/4(水)12:00 |
| 安達(経理責任者) | 入金が翌週になる場合の、支払日の調整案を作る | 11/4(水)15:00 |
柳井さんの回答が届いたら、シナリオ表を入金日に合わせて直し、安達さんに渡します。回答が11/4の10時までに届かなければ、TANKAが柳井さんにひと声かけます。
柳井さん:「先方の経理の方に、今日中に聞いてみます。検収の日も合わせて確認します。」
引き継いだ後も、進み具合を確かめる
柳井さん:「青葉物流様から回答がありました。検収が11/9にずれるため、入金は11/12(木)になるそうです。」
11/4(水)15:10 時点の進捗
確認できたこと
- 80万円の入金は11/12(木)に確定(柳井さん、先方の経理に確認)
- 安達さんの調整案:11/6の外注費のうち30万円を11/13(金)払いに。外注先の了承済み
- 調整後の週末残高:11/2〜11/8は 50万円(120−70)、11/9〜11/15は70万円(50+140−120)
残っていること
- 支払日の変更を坂上社長が承認し、安達さんが外注先に正式に連絡
根拠:柳井さんの共有(11/4 11:20)、安達さんの共有(11/4 15:10)
TANKAがやること、人が決めること
支払をどうするかを決めるのは坂上社長。TANKAは試算と報告文までをそろえます。
担当者と期限を決めて使い始めます。期限が来たらTANKAが確認し、返事を反映します。

