TANKA(タンカ)は、チームの記憶を持つ、チーム向けのAIエージェントです。この例では、出張精算を旅費規程に照らして補足2点と上長確認1点に分け、宿泊費の超過800円が課長の指示だとチャットから見つけて、野口さんへの連絡文と清水課長への確認を期限つきで渡しました。
この場面で困っていること
経理の吉田さんに、営業の野口さんから商談会の出張精算が届きました。鉄道の証憑が1枚足りず、宿泊費は規程の上限を超え、タクシーには用途が書かれていません。いつもなら、差し戻しの連絡だけで3往復はかかります。
いぶき産業資材株式会社(26名)の経理担当、吉田さんの場面です。
TANKAが読んだ記録
- 野口さんの精算申請と証憑 4件
- 旅費精算規程 1件
- 営業課のチャット 8件(清水課長ほか)
- 野口さんのカレンダー 10/14〜15
チームで共有されている記録を、TANKAがそのまま読みます。
TANKAでの進め方
- 規程に照らす:支出と証憑を旅費規程に照らし、足りないものと超過を洗い出します。
- 理由の手がかりを探す:上長のチャットや本人のカレンダーから、超過や用途の手がかりを探します。
- 1回の連絡で頼む:野口さんへの補足と清水課長への確認を分け、そのまま送れる文にします。
出張精算の確認・補足表 補足2点、上長確認1点
確認表
| 鉄道運賃 12,400円 | 購入内容の分かる証憑がない → 野口さん |
|---|---|
| 宿泊費 11,800円 | 上限11,000円を800円超えている → 清水課長 |
| タクシー 1,760円 | 利用区間と用途の記載がない → 野口さん |
TANKAが見つけたこと
- 宿泊先は商談会の会場ホテルです。清水課長が10/5のチャットで「会場ホテルに泊まって」と指示しています。超過800円は、規程第8条の「上長の指示による宿泊は実費」に当たるかを、課長に確かめるだけで済みます。
- タクシーの領収書は10/15の21:20。野口さんのカレンダーでは、同じ日の懇親会が21:00まででした。
根拠:野口さんの精算申請(10/20)、旅費精算規程 第8条、清水課長のチャット(10/5)、野口さんのカレンダー(10/15)
メール例文:10月の出張精算で、2点お願いします
下書き・未送信
宛先:野口さん
差出人:吉田
件名:10月の出張精算で、2点お願いします
野口さん、お疲れさまです。商談会の出張精算で、2点お願いします。
①鉄道運賃 12,400円の購入内容が分かる証憑(予約確認メールの画面でも大丈夫です)
②タクシー 1,760円(10/15 21:20)の利用区間と用途。懇親会のあと、会場からホテルへの移動でしょうか。
宿泊費の超過800円は、こちらで清水課長に確認します。
①②は、10/23(金)の12時までに共有をお願いします。
送信は吉田さんが確認してから。
同僚へ渡す仕事と期限
| 担当 | 次に進めること | 期限 |
|---|---|---|
| 野口(営業) | 鉄道の証憑と、タクシーの区間・用途を共有 | 10/23(金)12:00 |
| 清水(営業課長) | 会場ホテルへの宿泊が、課長の指示によるものか確認 | 10/23(金)15:00 |
補足が届いたら確認表に反映し、吉田さんに知らせます。23日の朝になっても届いていなければ、TANKAが野口さんにもう一度だけ連絡します。
清水さん:「会場ホテルは私が指示しました。規程の第8条どおり、実費で処理してください。」
引き継いだ後も、進み具合を確かめる
野口さん:「予約確認メールを添付しました。タクシーは懇親会のあと、会場からホテルへの移動です。」
10/22(木)16:10 時点の進捗
確認できたこと
| 鉄道運賃 | 予約確認メールを受け取り(野口さん) |
|---|---|
| タクシー | 懇親会のあと、会場からホテルへ。業務上の移動(野口さん) |
| 宿泊費 | 清水課長の指示による宿泊。第8条により実費の11,800円 |
残っていること
- 吉田さんの最終確認と精算処理
根拠:清水課長の共有(10/21 17:30)、野口さんの共有(10/22 16:10)
TANKAがやること、人が決めること
精算してよいかを決めるのは吉田さん。TANKAは不足の洗い出しと連絡文までをそろえます。
担当者と期限を決めて使い始めます。期限が来たらTANKAが確認し、返事を反映します。

