TANKA(タンカ)は、チームの記憶を持つ、チーム向けのAIエージェントです。この例では、失注案件のメールと商談メモから、お客様が試用の手順を2回聞いていたのに、資料を送っていなかったことを示しました。失注理由の判断は永井さんに、手順書づくりは黒沢さんに渡しています。
この場面で困っていること
見積まで進んだつつじ食品様の案件が、見送りになりました。来週の営業会議で、担当の田辺さんは「価格が高かったのだと思います」と報告するつもりです。ただ、本当に価格だったのかは、田辺さん自身も言い切れません。お客様とのメール、商談メモ、活動記録は、それぞれ別の場所に残っています。
かもめ計測販売株式会社(22名)の営業、田辺さんの場面です。
TANKAが読んだ記録
- つつじ食品様とのメール 7件
- 田辺さんの商談メモ 3件
- 案件の活動記録 5件(訪問・見積)
チームで共有されている記録を、TANKAがそのまま読みます。
TANKAでの進め方
- 見送りまでの記録を読む:メール・商談メモ・活動記録を、日付順に一本の流れにします。
- 言葉と推測を分ける:お客様が書いた理由と、営業の推測を出典つきで分けて並べます。
- 直すことを渡す:失注理由の判断は永井さん、試用手順書は黒沢さんへ。来期の再提案まで追います。
つつじ食品様・失注の振り返りメモ
TANKAが見つけたこと
- 見送りメール(10/20)の理由は「現場で試用の段取りが組めなかった」
- 試用の手順は、9/16の商談と10/7のメールで2回聞かれていた。手順の資料は送っていない
- 価格に触れた記録は、田辺さんの商談メモの推測(10/2)1か所だけ
お客様の言葉
- 「試用前に手順を知りたい」(9/16 商談メモ)
- 「試用の段取りが分かる資料はありますか」(10/7 メール)
- 「現場で試用の段取りが組めず、今期の導入は見送ります」(10/20 メール)
こちらの推測
- 「価格が高いと感じている様子」(10/2 田辺さんのメモ)
- 予算の凍結かどうかは、記録なし
次の商談で直すこと
- 見積と一緒に、試用の手順書(1枚)を送る
- お客様の質問に答えたかを、見積を出す前に確かめる
根拠:つつじ食品様とのメール(9/16〜10/20)、田辺さんの商談メモ(9/16・10/2)、案件の活動記録(見積 9/30)
メール例文:つつじ食品様の失注の振り返り(11/10 営業会議)
下書き・未送信
宛先:永井さん・黒沢さん
差出人:田辺
件名:つつじ食品様の失注の振り返り(11/10 営業会議)
お疲れさまです。つつじ食品様の失注について、記録を見直しました。
見送りの理由は、お客様のメールでは「現場で試用の段取りが組めなかった」でした。試用の手順は9/16と10/7の2回聞かれていましたが、手順の資料は送れていませんでした。価格についての記載は、私の推測メモだけです。
永井さん、会議で記録する失注理由を11/6(金)16時までに決めていただけますか。黒沢さん、見積に添える試用手順書を11/9(月)の昼までに用意してもらえますか。
送信は田辺さんが確認してから。
同僚へ渡す仕事と期限
| 担当 | 次に進めること | 期限 |
|---|---|---|
| 永井(営業マネージャー) | 営業会議で記録する失注理由を決める | 11/6(金)16:00 |
| 黒沢(営業支援) | 見積に添える試用手順書(1枚)を作る | 11/9(月)12:00 |
永井さんが決めた理由は、TANKAが振り返りメモと案件の記録に反映します。黒沢さんの手順書が届いたら、田辺さんに知らせます。
黒沢さん:「作ります。食品工場向けに、試用の準備から片づけまでを1枚にまとめます。」
引き継いだ後も、進み具合を確かめる
永井さん:「理由は「試用手順の未回答」で記録しよう。つつじ食品様には、手順書ができたら田辺さんから来期の試用を提案してください。」
11/6(金)15:20 時点の進捗
確認できたこと
- 失注理由は「試用手順の未回答」で記録(永井さん)
- 来期の試用を、田辺さんからつつじ食品様へ提案する
残っていること
- 試用手順書(黒沢さん・11/9 12:00まで)
- 手順書が届いたら、田辺さんがお客様へ送る連絡文を用意
根拠:永井さんの共有(11/6 15:20)
TANKAがやること、人が決めること
失注理由として何を記録するかは、永井さんが決めます。TANKAは記録の抜き出しまでをそろえます。
担当者と期限を決めて使い始めます。期限が来たらTANKAが確認し、返事を反映します。

