TANKA(タンカ)は、チームの記憶を持つ、チーム向けのAIエージェントです。この例では、Pマークの内部監査で貸出台帳の空欄2件をチャットまでさかのぼり、1件は記入漏れ、1件は暗号化USBの所在が分からないと見分けて所見の案を書き、所在の確認を総務の宮園さんに渡しました。
この場面で困っていること
総務の安西さんは、12月のPマークの更新審査を前に、内部監査をまとめています。10月の備品の貸出は20件、鍵は3本です。台帳と照合票には空欄がいくつかありますが、記入を忘れただけなのか、本当にできていないのかは、台帳だけでは分かりません。
株式会社みずなぎシステム(32名)の総務・内部監査、安西さんの場面です。
TANKAが読んだ記録
- 10月の貸出台帳 20件
- 監査項目・月末の照合票・鍵の点検記録 3件
- 総務チャンネルの投稿 26件
- 月末照合と展示会の予定 2件
チームで共有されている記録を、TANKAがそのまま読みます。
TANKAでの進め方
- 監査項目に記録を当てはめる:貸出台帳、月末の照合票、鍵の点検記録を、監査項目に一つずつ当てはめます。
- 空欄の理由をさかのぼる:空欄はチャットやカレンダーまでさかのぼり、記入漏れと本当の未返却を分けます。
- 是正を担当に渡す:所在の確認は宮園さん、照合票の記名は津久井さんへ渡し、返事を所見に反映します。
10月の内部監査(貸出・鍵):指摘2件
監査項目ごとの結果
- 貸出の返却日を記録している:20件中18件は記入あり。L014・L019が空欄
- 月末照合の確認者を残している:10/30に実施(実施印あり)。確認者欄が空欄
- 鍵の所在が点検記録と合っている:3本とも一致
TANKAが見つけたこと
- L014は、10/28 17:05に宮園さんが総務チャンネルに「L014戻りました」と投稿しています。返却済みで、台帳への記入漏れです
- L019の暗号化USBは、10/21の展示会に営業の原さんが持ち出したあと、返却を示す記録がチャットにもメールにもありません
- 10/30の月末照合は、カレンダー上は津久井さんと宮園さんの予定でした
監査報告に載せる所見(案)
所見1(貸出の管理):10月の貸出20件のうち、L014とL019の2件で返却日が台帳に記入されていなかった。L014は10月28日の返却を総務チャンネルの記録で確認した。L019(暗号化USB)は返却を示す記録がなく、所在を確認している。是正として、返却を受けたその場で台帳に記入し、月末の照合で空欄がないかを確かめる手順とする。所見2(月末の照合):10月の照合票には実施印があるが、確認者欄が空欄だった。確認者が記名し、確認した内容を残す。なお、鍵3本の所在は点検記録と一致した。
根拠:10月の貸出台帳、総務チャンネル(10/28 17:05 宮園さん)、展示会の予定(10/21)、月末照合の予定(10/30)
同僚へ渡す仕事と期限
| 担当 | 次に進めること | 期限 |
|---|---|---|
| 宮園(総務) | L019の暗号化USBの所在を、借りた原さんに確認 | 11/12(木)17:00 |
| 津久井(開発部長) | 10月の月末照合の確認者として記名し、確認した内容を残す | 11/13(金)15:00 |
宮園さんの返事が届いたら所見を書き直し、見つからない場合はすぐ安西さんに知らせます。L014の返却日の書き足しも、宮園さんの作業として一緒に回しておきます。
宮園さん:「原さんは外回り中なので、まず電話で聞いてみます。夕方には会社に戻る予定です。」
引き継いだ後も、進み具合を確かめる
宮園さん:「原さんの鞄に入っていました。展示会のあと返し忘れていたそうです。17時に受け取って、台帳に返却日を書きました。L014の返却日も書き足しています。」
11/12(木)17:20 時点の進捗
確認できたこと
| L019 | 原さんが持ったままだった。11/12に返却を受け、台帳に記入 |
|---|---|
| L014 | 返却日(10/28)を台帳に書き足し |
残っていること
- 月末照合の確認者の記名(津久井さん、11/13 15:00まで)
- 所見1の文言を「返却の遅れ」に直し、是正の手順を決める(安西さん)
根拠:宮園さんの共有(11/12 17:10)
TANKAがやること、人が決めること
指摘を確定し、報告に載せるのは安西さん。TANKAは記録の照合と所見の案までをそろえます。
担当者と期限を決めて使い始めます。期限が来たらTANKAが確認し、返事を反映します。

