TANKA(タンカ)は、チームの記憶を持つ、チーム向けのAIエージェントです。この例では、会社の評価表で応募者Aの点数案を根拠つきで作り、書類にない改善経験の手がかりを一次面接の記録から見つけて質問案にし、面接を黒川さんに、水準決めを篠田さんに渡しました。
この場面で困っていること
受発注事務の採用で、採用担当の松岡さんは、応募者Aの書類を会社の評価表で点数にしようとしています。評価表は3項目で、各2点。書類に書いていないことは0点にせず保留にするのが、会社のルールです。一次面接は、業務課長の黒川さんが担当しました。
さざなみ資材株式会社(30名)の採用担当、松岡さんの場面です。
TANKAが読んだ記録
- 応募者Aの職務経歴書 1件
- 会社指定の評価表と採用ルール 2件
- 一次面接の議事録 1件(黒川さん)
- 採用チームのチャット 6件
チームで共有されている記録を、TANKAがそのまま読みます。
TANKAでの進め方
- 評価表に当てはめる:応募書類の記載を、評価表の条件に1つずつ当てはめます。
- 書類の外も見る:一次面接の記録から、書類にない経験の手がかりを探して質問にします。
- 面接へ渡す:見たい水準は篠田さん、質問は黒川さんに渡し、面接の記録で点数案を更新します。
応募者Aの点数案 6点中4点が確定
点数案(会社の評価表)
| 表計算の実務 | 2/2点。職歴2節「売上データの入力と月次集計」 |
|---|---|
| 受発注の経験 | 2/2点。職歴3節「注文入力と納期回答」 |
| 改善経験 | 保留。書類に記載なし |
TANKAが見つけたこと
黒川さんの一次面接の記録(10/29)に、「前職で受注入力のテンプレートを作った、と本人談」とあります。変えた手順は話していますが、何が課題だったかは記録にありません。課題が確かめられれば、2点の条件に当たります。
次の面接で聞く質問
- 前職で、受注入力のテンプレートを作ったと伺いました。そのとき、何に困っていましたか。
- テンプレートを作る前と後で、入力の時間やミスはどう変わりましたか。
- ほかの人にも使ってもらうために、何をしましたか。
根拠:応募者Aの職務経歴書、会社指定の評価表と採用ルール、黒川さんの一次面接の記録(10/29)
同僚へ渡す仕事と期限
| 担当 | 次に進めること | 期限 |
|---|---|---|
| 篠田(配属先リーダー) | 改善経験で、配属先として見たい水準を決める | 11/10(火)15:00 |
| 黒川(業務課長) | 二次面接で改善経験を聞き、課題と変えた手順を記録 | 11/12(木)15:00 |
篠田さんの水準が届いたら、質問案に足して黒川さんに渡します。11/10の13時になっても届かなければ、TANKAが篠田さんに確認を入れます。面接の記録が届いたら、点数案を書き換えて松岡さんに戻します。
黒川さん:「質問案はこのまま使います。課題と、変えた後の効果まで聞いておきます。」
引き継いだ後も、進み具合を確かめる
黒川さん:「面接で聞きました。受注の入力ミスが月10件ほどあり、入力欄を選択式にしたテンプレートを作って、ミスが月2件に減ったそうです。」
11/12(木)16:00 時点の進捗
確認できたこと
| 改善経験 | 課題(入力ミスが月10件)と変えた手順(選択式のテンプレート)を確認。2/2点の条件に当たる |
|---|---|
| 配属先の水準 | 「自分で手順を変えた経験があること」(篠田さん) |
点数案(更新)
表計算2点・受発注2点・改善2点、計 6/6点(案)。
残っていること
- 最終の評価と選考結果の決定(松岡さん・篠田さん)
根拠:篠田さんの共有(11/10 14:20)、黒川さんの面接記録(11/12 16:00)
TANKAがやること、人が決めること
点数を決めるのは面接官と配属先。TANKAは根拠と質問案までをそろえます。
担当者と期限を決めて使い始めます。期限が来たらTANKAが確認し、返事を反映します。

