TANKA(タンカ)は、チームの記憶を持つ、チーム向けのAIエージェントです。この例では、レビュー前のコードを規約と仕様の記録に照らし、変更メモの「全件取り消し」と、お客様と合意した「成功した行は残す」の食い違いを見つけて、確認を澤田さんに渡しました。
この場面で困っていること
開発の長尾さんは、受注ツールの一括登録処理をレビューに出します。実装規約と9月に書いた変更メモには目を通しましたが、その後お客様とどんな話になったかは、窓口の澤田さんのチャットにしか残っていません。レビューは11/11(水)の15時からです。
株式会社つむぎシステム開発(12名)の開発、長尾さんの場面です。
TANKAが読んだ記録
- 一括登録処理のコード 1件
- 実装規約と変更メモ 2件
- お客様との仕様チャット 12件(澤田さん)
- 開発チャンネルの相談 5件
チームで共有されている記録を、TANKAがそのまま読みます。
TANKAでの進め方
- コードと規約を読み合わせる:実装規約の項目ごとに、コードの該当箇所と合っているかを見ます。
- 仕様の記録と照らし合わせる:変更メモと、その後のお客様とのやり取りを照らし、食い違いを探します。
- 実装と仕様に分けて渡す:実装で確かめる点は秋元さん、仕様で決める点は澤田さんへ。レビューの前日まで追います。
一括登録処理・レビュー前の確認メモ
TANKAが見つけたこと
- 途中で失敗したときの扱いが、変更メモ(9/24)では「全件取り消し」
- 9/30のお客様とのチャットでは、澤田さんが「成功した行は残す」で合意している
- 今のコード(saveBatch)は、変更メモどおり全件取り消し
実装で確かめる点(秋元さん)
| parseRows | accountIdが空欄の行が、後ろの処理へ渡らないか(実装規約 2節) |
|---|---|
| writeLog | ログに利用者名が出ていないか(実装規約 5節) |
仕様で決める点(澤田さん)
- saveBatch:途中で失敗したとき、成功した行を残すか、取り消すか
根拠:変更メモ(9/24 長尾さん)、お客様との仕様チャット(9/30 澤田さん)、実装規約 2節・5節
メール例文:一括登録:途中で失敗したときの扱いの確認
下書き・未送信
宛先:澤田さん
差出人:長尾
件名:一括登録:途中で失敗したときの扱いの確認
澤田さん、11日のレビューの前に1点確認させてください。
一括登録が途中で失敗したときの扱いが、9/24の変更メモでは「全件取り消し」、9/30のお客様とのチャットでは「成功した行は残す」になっています。今のコードは変更メモどおりです。
どちらで進めるか、11/10(火)17時までに教えてください。合意の方であれば、レビューの前に直します。
送信は長尾さんが確認してから。
同僚へ渡す仕事と期限
| 担当 | 次に進めること | 期限 |
|---|---|---|
| 秋元(レビュー担当) | accountIdの空欄チェックとログの項目を、実装で確認 | 11/10(火)15:00 |
| 澤田(仕様担当・お客様窓口) | 途中で失敗したとき、成功した行を残すか確認 | 11/10(火)17:00 |
澤田さんの答えが届いたら、TANKAが直す箇所を長尾さんに渡し、変更メモへの追記案も用意します。17時までに返事がなければ、澤田さんに確認を入れます。
澤田さん:「9/30のチャットで合意したのは、その通りです。念のため、お客様にもメールで確認します。」
引き継いだ後も、進み具合を確かめる
澤田さん:「お客様から「成功した行は残す」で確定と返事がありました。変更メモも直してください。」
11/10(火)16:20 時点の進捗
確認できたこと
- 途中で失敗したときは「成功した行は残す」で確定(澤田さん。お客様にも確認済み)
- accountIdの空欄チェックは、別の処理にあった(秋元さん 14:30)
残っていること
- saveBatchの修正(長尾さん・レビューの前まで)
- ログの項目の確認(秋元さん)
- 変更メモへの追記
根拠:秋元さんの共有(11/10 14:30)、澤田さんの共有(11/10 16:20)
TANKAがやること、人が決めること
どちらの動きにするかを決めるのは澤田さん。TANKAはコードと記録の照合までをそろえます。
担当者と期限を決めて使い始めます。期限が来たらTANKAが確認し、返事を反映します。

