TANKA(タンカ)は、チームの記憶を持つ、チーム向けのAIエージェントです。この例では、予実差異の理由をメモとチャットから拾い、印刷費の差10万円が同じ冊子の二重発注だと見つけて、確認を菊池さんと井上さんに渡し、再発の防ぎ方まで入った報告コメントを仕上げました。
この場面で困っていること
経理の本田さんは、10月の月次報告を11/5(木)の経営会議までに仕上げたいところです。予算実績差異表はできましたが、会場費と印刷費が予算を超えた理由は、研修運営と総務のメモやチャットに散らばっています。社長の大森さんが最初に聞くのは「なぜ」です。
ことのは研修サービス株式会社(22名)の経理担当、本田さんの場面です。
TANKAが読んだ記録
- 10月の予算実績差異表 1件
- 井上さんの会場手配メモ 1件
- 研修運営と総務のチャット 11件
- 印刷会社からの請求メール 2件
チームで共有されている記録を、TANKAがそのまま読みます。
TANKAでの進め方
- 差と記録を突き合わせる:差異表の費目ごとに、メモやチャット、請求の記録にある理由を探します。
- 根拠のある理由だけ書く:理由が確かな費目は報告コメントにし、確かでない費目は「確認中」と書きます。
- 返事でコメントを直す:菊池さんと井上さんの返事が届いたら、コメントを書き換えて本田さんに戻します。
10月の予実差異 予算より22万円多い理由
費目ごとの差(予算 → 実績)
| 会場費 | 60万円 → 72万円(+12万円)。10/24の追加開催日の会場(井上さんの会場手配メモ) |
|---|---|
| 印刷費 | 20万円 → 30万円(+10万円)。理由は下記 |
| 備品費 | 10万円 → 10万円。予算どおり |
TANKAが見つけたこと
印刷会社からの請求が2件あり、どちらも冊子200部・10万円です。チャットでは、10/13に井上さんが「冊子200部、印刷会社に頼みました」、翌10/14に菊池さんが「冊子200部、発注しておきます」と書いています。同じ冊子を2回発注しています。
報告コメント案
10月の費用は予算を22万円上回りました。会場費(+12万円)は10/24の追加開催日の会場手配によるものです。印刷費(+10万円)は、同じ冊子を研修運営と総務が別々に発注したためで、扱いを確認しています。
根拠:井上さんの会場手配メモ(10/20)、研修運営と総務のチャット(10/13・10/14)、印刷会社からの請求メール 2件、予算実績差異表(経理確認済み)
同僚へ渡す仕事と期限
| 担当 | 次に進めること | 期限 |
|---|---|---|
| 井上(研修運営) | 追加開催が10月だけか、余った冊子を11月に使えるかを返答 | 11/4(水)11:00 |
| 菊池(総務) | 二重発注の分を、印刷会社に返品か次回分に回せるか確認 | 11/4(水)14:00 |
返事が届いた費目から、報告コメントを書き換えて本田さんに戻します。水曜の10時を過ぎても返事がなければ、TANKAがもう一度お二人に聞きます。
菊池さん:「すみません、井上さんが頼んでいたのを見落としていました。印刷会社に相談してみます。」
引き継いだ後も、進み具合を確かめる
菊池さん:「印刷会社に確認しました。返品はできませんが、余った200部を11月の研修で使えば、11月分は頼まなくて済みます。」
11/4(水)14:10 時点の進捗
確認できたこと
| 印刷費 | 二重発注の10万円は返品できない。余った200部を11月の研修で使い、11月の印刷は発注しない(菊池さん・井上さん) |
|---|---|
| 会場費 | 追加開催は10月だけ。11月は予算内の見込み(井上さん) |
報告コメント(更新)
10月の費用は予算を22万円上回りました。会場費(+12万円)は10/24の追加開催日の会場手配によるもので、追加開催は10月のみです。印刷費(+10万円)は、同じ冊子を研修運営と総務が別々に発注したためです。余った200部は11月の研修で使うため、11月の印刷費はその分少なくなる見込みです。今後、印刷の発注は総務に一本化します。
残っていること
- 発注の窓口を総務に一本化することを、11/5の経営会議で大森社長に報告(本田さん)
根拠:井上さんの共有(11/4 10:40)、菊池さんの共有(11/4 14:10)
TANKAがやること、人が決めること
報告に載せる理由を決めるのは本田さん。TANKAは根拠のあるコメント案までをそろえます。
担当者と期限を決めて使い始めます。期限が来たらTANKAが確認し、返事を反映します。

