TANKA(タンカ)は、チームの記憶を持つ、チーム向けのAIエージェントです。この例では、28名分の勤怠と客先の実績を突き合わせて差の出た3行を見つけ、入館ゲートが止まった日という理由の手がかりを添えて、照会を池谷さんに、休憩の確認を清田さんに渡しました。
この場面で困っていること
11月分の勤怠の締めを翌日に控えた木曜日。勤怠管理の宮原さんは、常駐先から届いた作業実績と社内の勤怠を突き合わせています。対象は常駐エンジニア28名分。客先ごとに氏名の書き方も違うため、照合だけで半日かかるのがいつものことです。
つばさテクノサービス株式会社(35名)の勤怠管理、宮原さんの場面です。
TANKAが読んだ記録
- 11月の社内勤怠 28名分
- 客先の作業実績表 1件
- 池谷さんあての客先メール 4件
- 労務のチャット 3件(清田さん)
チームで共有されている記録を、TANKAがそのまま読みます。
TANKAでの進め方
- 全員分を突き合わせる:社員番号と日付で、社内勤怠と客先の実績を1行ずつ合わせます。
- 差の理由を探す:差が出た行だけを抜き出し、メールやチャットから理由の手がかりを探します。
- 照会を回して締める:客先への照会は池谷さん、休憩の確認は清田さんに渡し、返事を照合表に戻します。
11月勤怠の照合結果 28名中、差は3行
差が出た3行(実働:社内/客先)
| 村瀬・11/4 | 480分/465分(+15分) 客先の出勤が15分遅い |
|---|---|
| 村瀬・11/5 | 450分/435分(+15分) 客先の出勤が15分遅い |
| 坂田・11/4 | 480分/495分(−15分) 休憩が社内60分、客先45分 |
TANKAが見つけたこと
11/4と11/5は、常駐先の入館ゲートが止まり、受付で手書きの記帳をしていた日です(池谷さんあての客先メール 11/4)。村瀬さんの15分のずれは、2日とも、この手書きの出勤時刻で起きています。
合計では相殺しない
3行の合計は社内1,410分、客先1,395分で、差は15分です。日ごとにプラスとマイナスがあるため、合計ではなく1行ずつ理由を確かめます。
根拠:11月の社内勤怠(11/26時点)、客先の作業実績表(11/25受領)、池谷さんあての客先メール(11/4)
メール例文:11月分の作業実績について(村瀬の出勤時刻)
下書き・未送信
宛先:常駐先 プロジェクト管理 川端様
差出人:池谷
件名:11月分の作業実績について(村瀬の出勤時刻)
川端様
いつもお世話になっております。つばさテクノサービスの池谷です。
11月分の作業実績について、1点ご確認をお願いしたくご連絡いたしました。
村瀬の11/4(水)と11/5(木)の出勤時刻が、弊社の勤怠より15分遅く記載されております。両日とも、入館ゲートが停止し、受付で手書きの記帳をされていた日と伺っております。
お手数ですが、実際の作業開始時刻をご確認のうえ、実績表の修正が必要かどうかをお知らせいただけますでしょうか。締めの都合上、11/27(金)の午前中にご回答いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
送信は池谷さんが確認してから。
同僚へ渡す仕事と期限
| 担当 | 次に進めること | 期限 |
|---|---|---|
| 池谷(営業担当) | 村瀬さんの11/4・11/5の出勤時刻を客先に照会 | 11/27(金)12:00 |
| 清田(労務担当) | 坂田さんの11/4の休憩が60分か45分かを本人に確認 | 11/27(金)15:00 |
客先の回答が届いたら照合表に書き込み、直す必要があるのが社内か客先かを宮原さんに知らせます。11/27の朝までに動きがなければ、TANKAが池谷さんに確認を入れます。
池谷さん:「照会文はこのまま川端様に送ります。客先の入館記録も、あわせて見てもらいます。」
引き継いだ後も、進み具合を確かめる
池谷さん:「川端様から回答がありました。2日とも作業の開始は社内の勤怠どおりで、客先の実績表を直していただけます。」
11/27(金)14:00 時点の進捗
確認できたこと
| 村瀬・11/4と11/5 | 客先の実績表を修正。社内の勤怠どおりで一致 |
|---|---|
| 坂田・11/4 | 休憩は45分だった(清田さんが本人に確認)。社内の勤怠を直せば一致 |
残っていること
- 坂田さんの社内勤怠の修正(清田さん、今日の締めまで)
根拠:池谷さんの共有(11/27 10:50)、清田さんの共有(11/27 13:40)
TANKAがやること、人が決めること
勤怠を確定するのは宮原さん。TANKAは差の理由と照会文までをそろえます。
担当者と期限を決めて使い始めます。期限が来たらTANKAが確認し、返事を反映します。

