TANKA(タンカ)は、チームの記憶を持つ、チーム向けのAIエージェントです。この例では、AIの利用料が先月の2.6倍になった理由を処理ごとに分け、増えた分の約半分が毎晩二重に動く要約処理だと見つけて、止める判断を運用の柴田さんに渡しました。
この場面で困っていること
10月のAI利用料の請求が、9月より大きく増えていました。社内のAIの利用記録を集めている情報担当の久保さんは、処理ごとのログと費用の記録を持っていますが、どの処理の、何が増えたのかはまだ分かりません。来週の経営会議までに、社長に説明する必要があります。
株式会社いろは事務サービス(30名)の情報担当、久保さんの場面です。
TANKAが読んだ記録
- AIの利用ログ 2か月分(9月・10月)
- 処理ごとの費用の記録 1件
- 運用チャンネルのやり取り 12件(柴田さんほか)
- 取引先ごとの作業依頼 2か月分
チームで共有されている記録を、TANKAがそのまま読みます。
TANKAでの進め方
- 処理ごとに分ける:利用料を処理ごとに分け、9月と10月の増減を出します。
- 増えた理由を探す:ログの実行回数と、同じ時期の設定変更や取引先の増減を照らします。
- 止める人に渡す:二重の処理は柴田さん、請求の空欄は石黒さんへ。直った翌朝まで追います。
10月のAI利用料 214,000円の内訳
処理ごとの増減(9月 → 10月)
| 合計 | 82,000円 → 214,000円(132,000円増・約2.6倍) |
|---|---|
| 文書の要約 | 50,000円 → 158,000円(108,000円増) |
| 回答の整理 | 22,000円 → 36,000円(14,000円増) |
| 案内文の下書き | 10,000円 → 20,000円(10,000円増) |
TANKAが見つけたこと
- 10/7から、夜間の文書の要約が毎晩2回動いている(同じ書類を2度処理)
- 10/7のチャットで、柴田さんが「夜間処理の時刻を変えた」と書いている。古い設定が残った可能性
- 二重に動いた分は64,000円。増えた132,000円の約半分
残りの増加
- 要約の残り44,000円と回答の整理の14,000円は、10月に増えた取引先2社の分
- 案内文の下書きの10,000円は、10月から使い始めた営業3人の分
- 回答の整理の費用欄に、10/19〜10/21の3日分の空欄
経営会議用の説明(案)
10月のAI利用料は214,000円で、9月より132,000円増えました。うち64,000円は、10/7の設定変更のあと夜間の要約が二重に動いていた分で、止めれば来月から発生しません。残りの68,000円は、取引先2社の追加と、営業3人の利用開始による増加です。
根拠:AIの利用ログ(9月・10月)、処理ごとの費用の記録、運用チャンネルのチャット(10/7 柴田さん)
同僚へ渡す仕事と期限
| 担当 | 次に進めること | 期限 |
|---|---|---|
| 柴田(運用担当) | 夜間の要約が2回動く理由を確認し、止め方を決める | 11/5(木)12:00 |
| 石黒(管理担当) | 回答の整理の費用が空欄の3日分を、請求明細で確認 | 11/6(金)14:00 |
柴田さんが設定を直したら、翌朝のログで1回だけ動いたかをTANKAが確かめて知らせます。石黒さんの確認が届いたら、会議用の説明の数字を確定します。
柴田さん:「たぶん10/7に時刻を変えたとき、古い予約を消し忘れています。見て返します。」
引き継いだ後も、進み具合を確かめる
柴田さん:「古い予約が残っていたので、さっき消しました。今夜の夜間処理から1回だけになるはずです。」
11/6(金)9:00 時点の進捗
確認できたこと
- 原因は、10/7の変更で残った古い予約。11/5に削除(柴田さん)
- 11/6朝のログで、夜間の要約は1回だけ(TANKAが確認)
- 止めた分の月64,000円は、来月から減る見込み
残っていること
- 回答の整理の空欄3日分(石黒さん・14:00まで)
根拠:柴田さんの共有(11/5 11:10)、AIの利用ログ(11/6 朝)
TANKAがやること、人が決めること
設定を直すかを決めるのは柴田さん。TANKAは数字と確認事項までをそろえます。
担当者と期限を決めて使い始めます。期限が来たらTANKAが確認し、返事を反映します。

