TANKA(タンカ)は、チームの記憶を持つ、チーム向けのAIエージェントです。この例では、取材メモと42店のアンケートから「前日に準備する店は差異が3分の1」という主張を見つけて構成と書き出しを作り、足りない材料を石井さんと松本さんに頼みました。
この場面で困っていること
店舗向けの研修を手がけるすずらん店舗研修で、コンテンツ担当の金子さんは「棚卸しの準備」をテーマにしたホワイトペーパーを企画しています。現場講師の石井さんが店舗を訪ねるたびに取材メモをチャットに残し、アンケートは調査担当の松本さんが42店分集めました。材料はあるのに、どこから書けばいいのかが決まりません。
すずらん店舗研修株式会社(12名)のコンテンツ担当、金子さんの場面です。
TANKAが読んだ記録
- 石井さんの取材メモ(チャット 3件)
- 松本さんのメール 1件(アンケート 42店)
- 企画会議の議事録 1件(10/27)
チームで共有されている記録を、TANKAがそのまま読みます。
TANKAでの進め方
- 散らばった材料を読む:チャットの取材メモ、アンケートの集計、企画会議の議事録をすべて読みます。
- 主張と章立てを決める:数字と現場の声が重なるところを主張にして、章立てと書き出しを作ります。
- 足りない材料を頼む:実務例は石井さん、集計の条件は松本さんに期限つきで頼み、届いた章から初稿に入れます。
棚卸しホワイトペーパー 構成と第1章の書き出し
TANKAが見つけたこと
アンケート42店のうち、前日までに売場を整える18店は、帳簿と実数の差異が平均0.8%。当日にまとめて整理する24店(2.4%)の3分の1でした。石井さんが取材した店長3人のうち2人も、前日の段取りを一番の工夫に挙げています。
構成案
- はじめに:棚卸しの差異は、どこで生まれるか
- 第1章 差異は前日に決まる(アンケート42店、店長A・B)
- 第2章 当日の分担:1人あたり何棚を数えるか(アンケート)
- 第3章 数が合わなかったときの記録の残し方(店長C)
- 付録 前日の準備チェックリスト10項目
第1章の書き出し(草稿)
棚卸しの差異は、当日の数え方よりも、前日の準備で決まります。私たちが42店を対象に行ったアンケートでは、前日までに売場を整えている18店の差異率は平均0.8%でした。当日にまとめて整理している24店(2.4%)の、3分の1です。「前の日に、棚の奥まで一度そろえておく。それだけで当日が変わるんです」と、取材に応じた店長の一人は話します。
足りない材料
| 第1章 | 前日の準備物の具体例(石井さん) |
|---|---|
| 第1章の注 | 差異率を集計した時期と店の数(松本さん) |
根拠:石井さんの取材メモ(10/8・10/15・10/22)、松本さんのメール(11/2・アンケート集計)、企画会議の議事録(10/27)
同僚へ渡す仕事と期限
| 担当 | 次に進めること | 期限 |
|---|---|---|
| 石井(現場講師) | 前日の準備物の具体例と、差異を記録する表の例を補足 | 11/11(水)14:00 |
| 松本(調査担当) | 差異率の集計の条件(対象の時期と店の数)を確認 | 11/11(水)17:00 |
届いた材料から、章ごとに初稿へ入れます。期限を過ぎたらTANKAが声をかけ、そろった時点で初稿を金子さんに渡します。
石井さん:「準備物は写真つきで5つ出します。店長Cの記録表も、お見せできると思います。」
引き継いだ後も、進み具合を確かめる
石井さん:「準備物の例を5つと、店長Cの記録表の写真をチャットに上げました。」
11/12(木)10:00 時点の進捗
確認できたこと
- 石井さん:準備物の例5つと記録表を、第1章と第3章に追加(11/11 13:40)
- 松本さん:17:00の期限に返事がなく、TANKAが17:05に再確認。11/12 9:40に回答「差異率は3月と9月の2回の平均、対象は42店すべて」→ 第1章の注に記載
- 初稿(はじめに+3章、約6,000字)を金子さんに渡しました
残っていること
- 金子さんの初稿の確認と、公開の判断(目標は11/30(月))
根拠:石井さんの共有(11/11 13:40)、松本さんの共有(11/12 9:40)
TANKAがやること、人が決めること
どの数字を見出しに使うかは金子さんが決めます。TANKAは構成と書き出しまでをそろえます。
担当者と期限を決めて使い始めます。期限が来たらTANKAが確認し、返事を反映します。

