TANKA(タンカ)は、チームの記憶を持つ、チーム向けのAIエージェントです。この例では、発表文と議事録から社長用の想定問答を6問作り、議事録にだけある来春の全国展開の話を答えから外して、話す範囲の判断を関社長に渡しました。
この場面で困っていること
広報の大塚さんは、新しい梱包資材の発表を週の後半に控えています。発表の翌日には、業界紙の記者が関社長に取材に来ます。用途と発売日は発表文にありますが、販売先の話は、商品チームの打ち合わせのたびに変わってきました。
さかえ梱包資材株式会社(33名)の広報、大塚さんの場面です。
TANKAが読んだ記録
- 発表文(確定版)1件
- 商品チームの議事録 3回分
- 野口さんの取扱店メール 2件
- 価格の承認チャット 1件
チームで共有されている記録を、TANKAがそのまま読みます。
TANKAでの進め方
- 記者の質問を想定:発表文から、用途・価格・販売先など、記者が聞きそうな質問を挙げます。
- 答えと非公開を分ける:打ち合わせの議事録と照らし合わせ、まだ決まっていない計画を答えから外します。
- 担当と社長が決める:取扱店は野口さん、話す範囲は関社長が決め、TANKAが確定版にします。
取材用の想定問答 6問(まだ言えない計画 1件)
TANKAが見つけたこと
10/15の商品チームの議事録に「来春から、全国のホームセンターでも扱う方向で交渉中」とあります。発表文にはなく、まだ決まっていません。記者に「全国で買えますか」と聞かれたとき、この話に触れない答えを用意しました。
想定問答(抜粋)
- Q どんな用途の商品ですか? A 小物を送るときの梱包資材です。箱に入れて折るだけで中身が固定でき、緩衝材がいりません。
- Q いつから、いくらですか? A 12/1(火)から、50枚入り1,280円(税別)で販売します。
- Q 全国のお店で買えますか? A まずは当社の通販サイトと、取扱店15店で販売します。[来春以降の計画に触れるかは、社長が判断]
根拠:商品チームの議事録(10/15)、発表文(確定版 10/30)、野口さんのメール(10/28 取扱店15店)
同僚へ渡す仕事と期限
| 担当 | 次に進めること | 期限 |
|---|---|---|
| 野口(商品担当) | 取扱店15店の名前と、発売日から店頭に並ぶかを確認 | 11/4(水)13:00 |
| 関(社長) | 来春の計画に、取材で触れるかを決める | 11/4(水)16:00 |
13:00に野口さんの返事がなければ、TANKAから声をかけます。社長の判断が届いたらQ3の答えを確定させ、取材前日の朝に、確定版を大塚さんと社長へ届けます。
関さん:「来春の話は、まだ出さないでおこう。聞かれたら「販売先は順次広げていきます」とだけ答えます。」
引き継いだ後も、進み具合を確かめる
野口さん:「15店とも、12/1から店頭に並びます。店名の一覧を共有しておきます。」
11/4(水)12:30 時点の進捗
確認できたこと
| 関社長 | 来春の計画は話さない。聞かれたら「販売先は順次広げていきます」と答える(11/2 18:10) |
|---|---|
| 野口さん | 取扱店15店とも12/1から販売。店名の一覧を受け取り(12:30) |
残っていること
- 取材の前日(11/5)の朝に、確定版を大塚さんと関社長へ
根拠:関社長の共有(11/2 18:10)、野口さんの共有(11/4 12:30)
TANKAがやること、人が決めること
取材で何を話すかを決めるのは関社長。TANKAは、言ってよいことと、まだ言えないことを分けるところまでです。
担当者と期限を決めて使い始めます。期限が来たらTANKAが確認し、返事を反映します。

